垢だらけの人には近づきたくない。

えー、タイトルと本文は無関係です。

11月4日のはてなアイデアミーティング - はてなアイデア日記 - 機能変更、お知らせなど」でサブアカウント問題について言及がありました。
mp3ファイルでアップされてるので誰でも聞けますが、ちょっとヘビーなはてなユーザーなら気になる問題だと思うので、該当部分をテキストに起こしてみました。

なお、音声とテキストでは受ける印象が全く異なりますし、テキスト化できないニュアンスとかは音声データを聞かないと理解できません。
ですので、このテキストを読んで、音声を聞いた気にはならないでください。音声データの内容を保障するものではありません。

また、はてなをはじめて間もないので、どの声が誰かとかはわかりませんでした。あしからず。

はてな全般でyukattiさん他17名さんからのアイデアです。『「ユーザー登録」ページ(https://www.hatena.ne.jp/register)に既にはてなユーザーである人向けのサブアカウント取得方法案内と注意書きを追加する』ということで」
「んあー、いいアイデアだ」
「なかなか、これは盲点だった…」
「いい、いい、いい。」
「何でなかったんだろ。」
「そういうけどさあ、ログインした状態でユーザー登録ページ行けないよ。」
「ん、『登録済みです』ってなる。」
「『登録済みです』以前に…」
「あ、登録済みですエラーにも書いとく…」
「直接クリックしたら行けるってこと?やるとしたら。」
「それなら…」
「直接行けるようにするのはいいんだけど、他に行けるようなリンクって無いの?」
「ない、ない…」
「ヘルプとかから…」
「でもログアウトしたら…」
「ログアウトしてそこに行くとユーザー登録画面になる。」
「そうそうそう。」
「そこに書いとく。」
「そうそうそう。」
「『他の名前が欲しいなあ』と思ってログアウトして、ユーザー登録画面に行ったときに…」
「それは駄目ですよって注意書きが出る。」
「そうそうそう。」
「だからそれ以上アカウントは取れない。」
「オッケー。」
サブアカウントの時…」
サブアカウントのヘルプへのリンクを追加するってことで…」
「うん」
「はい」
「じゃあ、これは、ほんとにいいアイデアでした。はいっ、じゃあ…」
サブアカウント問題、なんだけどさあ……その…この人は、サブアカウントって言いながらメインアカウント二つとって使ってるわあ、っていうのがなんか、時々盛り上がったりすることがある…」
「うん。モヒカン族…」
「そう、良くないなって思って。」
「うん。」
「その人のケースの時は、その人は、多分勘違いして、サブアカウントのつもりでメインアカウント使っただけなんだけど…」
「だから、要はサブアカウント取れますって言った時に、二つ取っていいっていう風に…」
「だから実際、『この人とこの人は同一人物です』ってその人は言って使ってるのにも関わらず、ユーザーは『それは規約違反だっ!』って、ガーッってなったんだけど、それは救済措置があってもいいかなって。」
「くっつけれるってこと?」
「そうそう」
「うーん、その辺の話はよく出るな。」
「うん、くっつけて欲しいってのは、聞きますね。」
「ん、いや、規約違反規約違反なんだけど、ルールは別に…ルールっていうか、ルールの裏っかわにあるちゃんとしたもの…目的は、その人は遵守してるわけだから。」
「そうそう、手続きただ単にちょっと間違えたっていうだけで…」
「そうそうそう」
「そんなに怒らんでもいいやんっていうのはもちろん、いや僕も同意、同意です。だから、なんていうか、どうしたらいいんやろ。」
「えー、だから救済する手段として…」
「間違って二個登録しちゃった人は…」
「連絡、インフォに連絡くれれば、あとは、開発さんがやれるんだったら、(聞き取れず)たいんだけど、結構手間が…」
「ポイントをどうするかってのが、だから、それまでの履歴…サブアカウントではポイントの送受信の履歴ってのが一切無い。」
「それは逆に手順を間違えたんだからしょうがないですっていうことだから…」
「それだったら、一回退会したと同じポイントの移行扱いで、手数料をいただいて移行するっていうこと?」
「移行は難しいので、その、古い履歴が…」
「履歴はいらないんじゃない?」
「履歴は…」
「履歴はだからそのままでいい。ポイントはメインに自分で手数料払ってなんとかして、サブアカウントになるアカウントのポイント履歴はもう、今後は見れなくなる。それだったら、できるかなって感じ。」
「うん、うん。じゃあそれもあわせて…」
「ユーザー登録なんかのところとかに、間違って二個登録しちゃった人は、サブアカウントに切り替えられますよって是非、ページ作って。」
「わかりました。それもやります。」
「はい、じゃあ今日のはてなアイデアミーティング終わります。今日も一日よろしくお願いします。」
「お願いします。」
「お願いしまーす。」

これについて、「メインアカウント多重取得が可能になった」とか言ってる人がいるそうですが、なんのことやらという感じです。どこをどう聞き取ればそんなことになるのかわからない。理解不能理解不能

規約が改正されていない以上、メインアカウントの複数取得は規約違反です。そのことはなんの変わりも無い。


要点を整理すると

  1. メインアカウントを多重取得している人がいた。
  2. 「その人」はサブアカウントを取るつもりだったが、間違えてメインアカウントをもうひとつ取得していた。(はてな側、少なくともミーティング参加者の一人にはそう見えた。)
  3. 確かに規約違反なんだけど、故意にやったわけじゃないんだから、救済措置があってもいいんじゃないかという考え。
  4. その救済措置が、多重に取得したアカウントを、サブアカウントに変更すること。


余計な考え*1を省いて考えれば、妥当な判断だと思いますけどね。規約違反状態を改善することはできるわけだし。
自分が同じ立場だったら、つまり知らずに規約違反をしていたら、このはてなの対応は凄くうれしいです。
規約には、違反行為をした時にどう対処されるかは定められてないわけですから、ケースバイケースの判断がなされるということで、今回のような場合はこういう判断だったと。


あと、個人的に気になるのですが
「その人」って「あの人」ですよね?
「あの人」って確か、はてなと相談するみたいなこと言ってませんでしたっけ。なんでそれが、今頃ミーティングなんかで、しかも「そういえば」って感じで他人事のように扱われてるんですか?
少なくともミーティングに参加してるメンバーには伝わってないですよ。
どういうこと?

あと、この多重アカウント問題について、はてなに言った人って誰かいるんですかね。
言わないと、「救済措置」すら行われないですよ。はてなだって普通の会社なんだし。
こんなに騒いでる人がいてそれはないか。


もうひとつ。
全く別の問題として
実際問題、メインアカウントは簡単に複数取得できてしまう件について。
これ、現状では仕方ないとしか言えないんじゃないですかね。メインアカウントを申請する時に提供する情報で、個人を識別するなんて無理でしょう。
「氏名住所確認騒動」のときにはてなを批判してた人で、このはてなの現状を批判してる人がいるとすれば、それはなんだかなーという気がします。

*1:もともとはてなのアナウンスがわかりにくいとか、「その人」は多重アカウントだけが問題で叩かれてるわけじゃないとか。