ブロギーという立ち位置

最近「ブロギー」という言葉が頭の中にずっとあります。

ブロガー(blogger)が 「blog する人」ならば、ブロギー(bloggee)は「blog される人」。

単なる、ブログを見てる人じゃなくて、ブロガーの伝えたいことを真摯に受け止めて、何故そんなことを書いたのか考えて、記事が本当に伝えたいことを読み取ろうとする人。そしてそこから得たものを自分の中に取り入れ、その上で自分の考えを昇華させていく人。それでもし必要だと思えば、コメント欄に書き込んだり、はてブにブクマしたり、自分で記事を書いてトラックバックしたりする人。

僕達が「沈黙のオーディエンス」と呼んで、何か得体の知れない、ふわふわとした存在のように思っている人たちだって、沈黙してるだけで何もしてないわけじゃなくて、そこに確かにいて、笑ったり怒ったりしてるわけで、そういう立ち位置にしっかりと名前をつけておきたかったんです。

もちろんブロギーとブロガーは紙一重で、よいブロガーである人はよいブロギーでもあると思いますし、その逆もまた然りだと思います。

なんていうんだろ、ブロガーは「世界を変えようとする人」、ブロギーは「自分を変えようとする人」なのかもしれません。だとすればブロギーは責任重大だ。誰に対しての責任? もちろん自分自身に対しての責任です。ブロギーの活動は全て自分に帰ってくるものだから。

ブロギー道は奥深いなあ。